ダイスポワールドについて

ダイスポワールドにようこそ。

このホームページは「スポーツ総合研究サイト」と銘打たれています。
つまり特定のスポーツにとらわれること無く、野球、サッカー、バスケットボール、ラグビー、
アメリカンフットボール、格闘技、モータースポーツなどなど、世界のさまざまなスポーツと
その魅力を、皆様にダイレクトにお伝えして行こうという目的で作られました。
もちろん、当HP制作者の好みが色濃いページ構成にどうしてもなっていくと思いますが、
そこはひとつ勘弁してやって下さい。

ただし現在は、まずラグビー、アメリカンフットボール、アイスホッケー、そしてバスケット
ボールの話題についてのみ取り扱っていく予定です。あまり手を広げすぎると、管理人の
手に余ってしまいますので…

私自身これらのスポーツについての専門家ではなく、ただいま勉強中の真っ最中です。
ファンのひとりとして、日々行われる試合に熱狂しながら、その興奮と楽しさを少しでも
お伝えして行きたいと思っています。

当HPスタート時の基本コンセプトは「活字志向のスポーツサイト」である、ということでした。
写真が殆どありません。全くもって拙い文章力ですが、頑張って画像抜きでどれだけ
スポーツの持つ魅力を伝えられるか、挑戦しておりました。
現在は「写真館」など、私の撮影した画像などをアップしておりますが、それでもメインはコラムという事になります。その基本線だけは、ずっと大事にしていきたいと思ってます。

ここで少し私の自己紹介を...
私は現在アメリカに住んでいます。従いまして、日本のスポーツ情報には少し飢えた状態
が続いています。しかしアメリカのスポーツ情報に関しましては、当然の事ながら比較的
得やすい環境にあると思います。

日本と違いまして、アメリカにはいわゆるメジャースポーツが複数あります。

MLB(メジャーリーグ)を頂点とするベースボール、バスケットボール、フットボール、そしてアイスホッケー。他にもサッカーがあり、モータースポーツがあり、ゴルフにテニスという具合で沢山のスポーツがその人気を誇っています。これら諸競技は一見関係が無いようでいて、諸制度、ファンサービス、メディア、マネジメント、トレーニング&コンディショニング理論、そして選手などいろんな局面で密接な関係にあると言えます。これらは恐らく、ヨーロッパや南米、そして豪州などのいわゆるスポーツ先進国でも共通の現象であると予想されます。

つまりまず「スポーツ」という大きなジャンルがあって、その中に様々な競技がある。各競技はその関係を密にしながら、お互いが切磋琢磨している。

そしてスポーツは、国民にとってかけがえのない文化財産として機能しています。アメリカという国でスポーツに接していて何時も思うことは、アメリカ人のスポーツに関する愛情の深さ、熱狂ぶり、特に自分の地元チーム(大学・プロチームとその選手)やナショナルチームに対する声援のもの凄さです。「スポーツ文化」という言葉が日本でも言われる様になって久しいですが、なかなか掛け声だけで実態が伴っていない、というケースが多いと思われます。
アメリカの上はプロ・オリンピックチームから、下は小さな町の子供チームまで人々のスポーツに
対する理解と愛情の深さは羨ましく思うことが多いです(もちろん中には、なんら関心を持たない
人もいますが...)。

対してわが母国・日本はどうでしょうか。見も蓋も無い言い方をしてしまえば、わが国にはまだまだ、本当の意味でスポーツが人々の間に根付いているとは言えないと思います。世の中にこれだけスポーツが普及し、一部のスポーツとその選手が人気を得、またメディアが大量の情報を流しつづけているにもかかわらず、です。

ではそれはなぜなのでしょうか。そこのところをジックリ解き明かしていきたい、というのが、この「ダイスポワールド」を立ち上げた時の一番大きなねらいだったのです。

その為に、ダイスポワ−ルドでは従来の各競技ごとのコンテンツの拡充は勿論のこと、競技横断型のコンテンツを更に増やしていきたいと思っています。つまり競技と言う小さな枠(本当は決して小さくは無いのですが、あえて気合を入れる意味でも申し上げております)を飛び越えて、スポーツ全体の大きな枠組みの中に横たわっているものを、ざっくりと抉り出すことに挑戦したいと思っています。ですから従来の「総合スポーツHP」の間に「研究」の文字を加え、語順を若干入れ替えて、「スポーツ総合研究サイト」としての性格を徐々に強めていきたいと思います。

日本にも真のスポーツ文化が根づく日が来ることを祈ってやみません。

と、まあ固い事を書いてしまいましたが、実際のところは「楽しければそれで良いんだ」
というのが裏ポリシーでして(笑)良いか悪いか、重要かそうでないか、と言う事よりも
「楽しいか楽しくないか」を基準にしていくつもりです。ですからこのHPに載っている事柄は
すべて「私の好きなもの」であると考えていただいて結構です。

最後になりましたが、このダイスポワールドにはおそらく、様々な勘違い、間違い、データのミス、独断と偏見が入り混じることでありましょう。私は専門家でも何でもありません(決して世の専門家の方々に負けない、という自負はありますが)ので、どうかその場合はご指摘をいただければ幸いです。

それでは、ダイスポワールド、どうぞごゆっくりとお楽しみ下さい。お帰りの際には、掲示板で
ご意見ご感想を残していただければ幸いです。

 

2001年4月1日 ダイスポワールド エグゼクティブ・ディレクター ダイスポ(廣瀬大士)